客数は同じで、飲食店の売上アップ!メニュー表デザインのテクニック~写真編~
こんにちは!シンクガービッジ1のポジティブマン、NAOYAです!
突然ですが、年々売上が減っているにも関わらず、何から改善していいかわからない、店舗を開業したいが、何に力を注いだらいいか分からない、という飲食店経営者の方、沢山いらっしゃるかと思います。
今回は、客数はそのままで、飲食店の売上をアップさせる方法として、メニュー表の作り方を紹介していきます!
メニュー表作成の第1回目では、メニュー表に使う写真の使用テクニックをご紹介します。
注文率に直結するとても重要なポイントですので、是非とも改良してみてください。
こんな悩みをお持ちの飲食店にオススメの記事
・席数に限界があり、これ以上集客しても売上を伸ばせない
・メニューの注文数が少なく客単価が上がらない
・メニュー表が分かりにくいから変えたいと思っている
・写真を入れると安っぽくなるのが嫌
写真を効果的に使い、絶対に注文したくなるメニュー表を作る
CONTENTS:
1、メニュー表に写真はマスト!
メニューの写真は注文を促すうえで非常に大事な要素になります。
文字だけのお店も時々見かけますが、具体的にどんな味なのかまでは、なかなか伝わってこないのが実情です。
特に初めて行ったお店では、恐る恐る注文することもしばしば。(出てきた料理のクオリティが高く、あえて感動的体験をさせる為に載せないのであればアリですが。)
大半の飲食店では、これは食べて欲しいというオススメや看板メニューがあるかと思います。
それを注文してもらうためにも、写真は大きなきっかけの一つになります。
特に居酒屋など、メニューを多数注文させたい場合は、次のメニューを素早く選んでもらう効果もあり、注文をコントロールすることが可能です。
2、切り抜き写真と角版写真を使い分ける
メニューで使用する写真には「切り抜き写真」と「角版写真」があります。
「切り抜き写真」は対象物のアウトライン(輪郭)をなぞって切り抜くので、背景の余計な情報が無くなり、“モノ”を強調することができます。
背景を気にせずレイアウトできる為、メニュー上で動きを出すことができ、楽し気でカジュアルな雰囲気を出すのに適しています。
「角版写真」は背景込みの四角で使用する画像のことで、“雰囲気”を伝えるのに有効です。
背景を上手く使うことでメイン料理をより引き立たせたり、使用した食材を入れ、新鮮さをプラスしたり、写真一枚でとびきりオシャレな雰囲気にすることもできます。
また、安定感があるので、高級感を出したいお店に向いています。
この2種類の「切り抜き写真」と「角版写真」をお店のコンセプトやターゲットに合わせ組み合わせることで、より効果的なメニューを作ることができます。
その組み合わせの例を、弊社で制作したデザインを例に分かりやすくご紹介します。
【組み合わせ例1】
①切り抜き×切り抜き「カジュアルでイキイキとしたメニューに」
若者向けメニュー、カフェ、スイーツなど可愛らしイメージを作りやすい
【組み合わせ例2】
②角版×角版「かっちりした落ち着きのあるメニューに」
年齢を問わない、高級レストラン、商品数が少ない時に一枚で見せてもOK。
【組み合わせ例3】
③切り抜き×角版「飽きの来ない、メリハリのあるメニューに」
2種類の画像を組み合わせることで、画面にメリハリがでて、ページ数が多いメニューでも飽きずに、楽しみながら料理を選んでもらうことができます。※バランスを間違うと統一感が無く見えてしまうのでそこは注意が必要です。
上記のことを意識して作るだけで、店舗のイメージにかなり近づくのではないでしょうか。
3、人物を入れる
① 食べている人をいれる
食事をしている人物を入れることによって、料理を食べた時のイメージが掻き立てられ、注文率が上がります。
今にも口に入れようとしている写真は特にインパクトがあり、効果的です。
しかしモデルがいない、用意できない場合も大いにあり得ますがその時は食べようとする手元を入れるだけでも、食べた時のイメージを連想させるので充分に効果があります。
②店員の写真を入れる
料理をしている写真や、店長の写真を入れることで、料理以外でお店のイメージを残すきっかけにもなり、リピート対策の意味で有効です。
まとめ
今回はメニュー表作りでの写真の使い方をご紹介しました。
ただ、上記の点を全て入れればいいというわけではありません。そのお店の特徴や、売りたいメニューをしっかりと理解して、お客様にそれが伝わるようにするにはどうしたらいいかを考えて作る。その時にこの写真の使い方を活かして頂ければと思います。
分かりやすく、楽しいメニュー表を作り、お客様に満足いただくことはもちろん、お店もしっかり利益を出して、皆がWIN×WINの関係を作りましょう!