人事担当必見!企業・会社の求人不足解消の鍵は採用ページに有り!
think garbage デジタル事業部 溝口です。
皆様、「2017年上期の件数は4年前の2.9倍に」これは何の数字がお分かりでしょうか。
ズバリ、「人材不足が原因による会社の倒産件数」です。
帝国データバンク調べによると、2017年上半期の人手不足による倒産件数が49件と、前年同月比で44.1%増となったそうです。
同じ時期の全体の倒産件数が4,247件である事と比べると「人材不足が原因による会社の倒産件数」は1割にも満たないのですが、影響は確実に拡大しつつあるのは事実で、今後、人材不足によって倒産する企業の規模はますます大きくなる傾向にあります。
人手不足で悩まれている方々はまず、必ずと言っていいほど、真っ先に下記の対策を行います。
・ハローワーク掲載
・有料求人媒体の掲載
そして、「人が集まらない…」と嘆きます。
まず、見直すところ、手を加えるところがありませんか?
そうです、企業ホームページの採用ページです。
ハローワークや、求人雑誌を見た求職者の9割はスマートフォンで企業のホームページへアクセスします。
そこで、求職者向けの採用ページがなかったり、あるけど情報が薄かったりすると、その時点で、間違いなく応募へは繋がりません。
穴の空いたザルにどれだけ水を入れてもたまらないのと同じです。
じゃぶじゃぶと流れていくだけです。
そうならない為に受け皿である採用ページの重要性、必要性についてお話していきます。
1、採用ページとは?
クライアントや、お客様へ情報を発信する企業のホームページとは違い、新卒者、転職を考えている求職者へ情報を発信するページです。
確実に、情報を発信するターゲットが異なるので企業のホームページとは別に専用の「採用サイト」を作成して運用する企業様もいますが、ここでは既存のホームページにコンテンツを追加する「採用ページ」について書かせて頂きます。
2、人手不足は会社にとってマイナス
人手が足りなくなると、一人当たりの仕事量が多くなるだけでなく、企業の存続にまで影響します。
人手不足が慢性化する事で、肉体的だけでなく精神的にも疲労が溜まってしまい、結果、会社の商品やサービスの質が低下し、売上減少に繋がります。
このように、企業にとってはマイナスの要素しかないので、人手不足と感じた初期段階で対策を取る必要があります。
3、採用ページの必要性
「人材=人財」と言われるほど、会社が成長する過程で、もっとも躓くと言われている「人財問題」。
採用した社員の教育と言う問題もありますが、まずは採用しないと始まりません。
採用ページを1つのコンテンツとして運用するだけで、直接応募してくる方もいますし、何より、ハローワークや求人広告を出した時の受け皿としても非常に役立ちます。
また、上でも説明したように、求職者の9割はスマートフォンで企業のホームページへアクセスしているので人材不足で悩まれている企業は必要不可欠です。
4、求職者目線での情報発信
採用ページがどんなもので、どうして必要なのかをご理解頂いたかと思いますので、次は求職者が求めている情報をご説明します。
求職者は長く働く事を前提に、ワークライフバランスや、働く上での将来像を「イメージ」するための情報を求めている事が見て取れます。
この様に、必要な情報プラス、将来像をイメージしてもらうために必要な情報をコンテンツに盛り込むことで、求職者に高い角度でリーチし、求人広告の効果を最大限に高める事が出来ます。
5、最後に
様々な要因により今後ますます、拡大するであろう人材問題。
今回、書かせて頂いた対策以外にも、企業にあった様々な策があるはずなので人材不足を嘆く前に、求人広告を出す前に、出来ることから対策を行うことをおすすめします。
会社や商品の魅力をうまく伝え、より良い人財の確保につなげて頂ければと思います。